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奈良県宗教人の会

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カテゴリ:宗教者と平和( 2 )

イラクから撤兵早くー宗教者が安倍新首相に要請

平和をつくり出す宗教者ネット(事務局、東京都渋谷区)は二十七日、イラクからの航空自衛隊の撤退とインド洋への海上自衛隊派兵中止などを、安倍晋三新首相にたいして要請しました。雷鳴をともなう風雨のなか、同ネットのメンバーら約二十人が東京都千代田区の首相官邸前で自衛隊の即時撤退を求める横断幕をかかげて、祈り要請行動をくりひろげました。祈りの要請行動は、同ネットが宗派の違いを超えて毎月取り組んできたもので、今回が三十四回目。

 一行は、イラクとインド洋からの自衛隊の即時撤退とともに、海外派兵を自衛隊の「本務」とする「恒久法」をつくらないことや、名護市への米軍海上基地建設反対運動にとりくんできた沖縄平和市民連絡会の平良夏芽牧師の不当逮捕に抗議し、釈放を訴えました。

 祈りの要請行動に先立って衆院第二議員会館で開かれた集会で、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が「憲法と教育基本法改悪は許さない、沖縄の海上米軍新基地建設をなんとしてもやめさせる決意です。米軍再編は、安倍新内閣のもとで危険な事態となっている。みなさんと連帯してがんばりたい」と激励しました。
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by n-syukyojin | 2006-09-28 13:15 | 宗教者と平和

平和つくる実践者にー100カ国の宗教者が宣言

 WCRP(世界宗教者平和会議)は二十六日から二十九日まで、京都市で第八回世界大会を開催しました。「包括的な非核化と武器の不拡散に向けて取り組みを誓う」とする「京都宣言」を採択しました。

 宣言は、宗教共同体に求められているのは「戦争、外国人による占領、武器拡散や人権侵害に反対するだけでなく、経済格差、開発への障害、環境破壊などに対応していくこと」だと指摘し、諸宗教共同体に対して▽暴力的な目的のための宗教利用に反対する▽紛争解決、平和構築、持続可能な開発に向けて啓発、実践者になることなどを呼びかけています。

 世界大会は「あらゆる暴力をのり越え、共にいのちを守るために」をテーマに開催。百カ国の宗教組織代表約八百人が出席しました。

 二十六日の開会式にはハタミ・イラン前大統領やハッサン・ヨルダン国王らと、日本から森清範・清水寺貫主、矢田部正巳・神社本庁総長、庭野日鉱・立正佼成会会長らが出席。渡辺恵進・天台座主が「愛と慈悲を実践する決意を」と開会あいさつしました。

 全体会議では、パレスチナとイスラエルの宗教者が「捕虜の解放を」と訴え、紛争がつづくスリランカの宗教者が平和への協力を求めました。

 大会には北朝鮮の宗教代表者が招かれていましたが、日本政府が入国を拒否。そのため、日本、中国、韓国、米国、ロシアの宗教者が会議を開き、「宗教者の会議に差別を持ち込むべきではない」「日本政府が寛容の精神を示さなかったのは残念」と、遺憾の意思を表明しました。


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 WCRP(世界宗教者平和会議) 一九六六年の「アメリカ国内諸宗教会議」が提唱し、一九七〇年十月、京都で第一回WCRP大会を開催。その後、ほぼ五年ごとに世界各地で大会を開いています。本部はニューヨーク。結成当時、アメリカのベトナム侵略に反対する宗教者の運動が高揚、WCRPはこれと一線を画す形でスタートしました。その後、核兵器廃絶を掲げるなどして、大規模な宗教交流の場になっています。
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by n-syukyojin | 2006-08-30 13:17 | 宗教者と平和