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奈良県宗教人の会

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奈良 志位委員長が東大寺訪問

文明間の相互理解、平和の重みにふれて


日本共産党の志位和夫委員長は十三日、遊説で奈良市入りした合間を縫って、「大仏」(盧舎那仏像)で有名な東大寺を訪れました。

 小雨降るなか金堂(大仏殿、国宝)を巡った志位氏は、「新婚時代から何度も訪れています」といいつつ、案内した橋本聖顕録事による大仏殿の歴史や建築技術の解説に、何度もうなずき、質問をおこないながら、千三百年前の遠い時代に思いをはせました。

 志位氏は、大仏の台座の金メッキの状態や、彫刻にも注目。橋本録事の「小さな世界が集まり、大きな世界をつくるという世界観が表れています」との説明に、「それは私たちの科学的世界観である弁証法とも共通するものがありますね」と応じる一幕もありました。

 案内を終えた橋本録事は、「宗教間の対立が絶えないが、それはお互いをよく知らないから。お互いをよく知り、理解することで対立がなくなってほしい」と強調します。「その考えは本当に大事ですね」とのべた志位氏は、「キリスト教、イスラム教、仏教の三大宗教には、もともと、平和、平等、寛容などで共通項があるように思います」「異なる宗教、文明、思想の間で相互理解をはかり、平和的に共存していくことが大切ですね」と語るなど、“文明間の対話”、平和問題などでの共同の必要性について話が弾みました。

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(写真)東大寺の橋本聖顕録事(右端)の案内を受ける志位和夫委員長(中央)=13日、奈良市の東大寺大仏殿前
by n-syukyojin | 2007-07-14 16:52 | 共産党の宗教政策
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